「リゾートバイトに行ってみたいけど、すぐに帰りたくなったらどうしよう。」
「どんなことに気を付けて準備すれば後悔しない?そもそも何が必要なの?」
などさまざまなことを不安に思っていませんか?
実際にリゾートバイトを2年以上経験した筆者がした失敗をこの記事にまとめました。
この記事を読めば事前にリサーチすべきことがわかって、リゾートバイト初心者でも失敗のない準備ができます。
ぜひ最後まで読んで、失敗のないリゾートバイトライフを始めてください!
リゾートバイトは派遣会社によって時給や待遇がかなり変わってしまいます…
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【体験談】リゾートバイトで後悔した5つの失敗
自分の体験や友人の話も交えつつ、これからリゾートバイトを始める方々には知っておいて欲しい、5つの失敗についてお話していきます。
1.想像以上にリゾート地は移動が不便
バスや電車が通っていない地域があるのももちろん当たり前です。
わたしが最初にリゾートバイトに行った地域では、駅まで30分くらい雪の中を歩いてようやく駅があるようなところでした。しかも、その駅は無人駅で特急列車しか止まっていなかったので便利とは言い難い状況でした。
さらに、週2回のスーパーへの買い出しバス(従業員用、定員あり)も早めに並ばないと乗れなくて食材の調達にも一苦労でした。
このバスも高速道路を使って30分くらいかけてスーパーに行っていました。
こういう状況なので、ネットスーパーやAmazonで買い物をしている人が多かったです。メニューが限られていますが、寮の食堂を利用する人もいました。
電車がない地域にも行きましたが、バスは時間が読みにくいし、こちらも1本逃すと次までの待ち時間がとても長くなってしまいました。
リゾート地から街に出るので、もちろん乗っている時間や距離も長くなります。
そのため、往復の交通費もかなりかさむので、頻繁に街に遊びに行くことはありませんでした。
2.寮の環境が合わない
基本的に、お風呂、キッチン、洗濯機、トイレなどの水回りが共用です。
ゴミ捨てルールが細かかったり、洗濯機やキッチンの譲り合いなど実家や一人暮らしと違って勝手ができない環境です。
こういった部分にストレスを感じやすい人は、リゾートバイトに行って失敗したと感じるでしょう。
寮の管理人さんと馬が合わないとほぼ毎日顔を合わせるので、その点もストレスになりやすいです。
また、個室であればゆっくりするプライベートな空間を確保できますが、相部屋になると一人になれるような場所がないため、同室の相手との生活リズムが合わないと苦労が多くなります。
わたしが働いた職場は、相部屋にする人を決めるときには部署も考慮していると聞いたことがありますが、仕事だけをしているわけではないのでやはり相部屋では気を遣って生活することは避けられません。
しかし、相部屋で出会った人とうまくいって、リゾートバイトの期間が終わった後も連絡をとり続けるくらい仲良くなったと言っている友達もいます。
自分の性格にどちらが合っているか考えるのが大切です。また、人間関係以外にも気をつけたいのが寮の立地です。
職場からかなり離れている寮もあり、送迎のバスを逃がすと次を待たないと行けないので、時間がもったいなく感じます。
バス通勤と徒歩通勤のどちらも経験しましたが、断然、徒歩通勤が良かったです。
3.まかないや寮の食堂事情を知らなかった
リゾートバイトは基本的には、朝と夜の食事を社員食堂や寮の食堂で食べることができます。3食出ているところはまれです。
最初の職場は、寮の食堂の利用に月額料金が設定されており、利用する人はお金を払うシステムとなっていました。
夜は献立が決まっており、朝も決まったパンやおにぎりが2つ渡されるだけでした。
自分の苦手な味のものを避けることができなかったので、当時その点は月額を払うことにしたのは失敗だったなと思っていました。
月額も割高だと感じていたので、派遣会社に伝えて食堂の利用をしないように変更しました。
買い物する場所が近くになかったので、ネットスーパーで食料を調達し、友達と割り勘にして、寮のキッチンで料理し始めてからはかなりコストパフォーマンスが良くなりました。
もっと早めに切り替えたほうがよかったなと後悔しました..。
2回目に行った職場では、社員食堂の営業時間の終了が早く、シフトが合わないと間に合わないことがありました。
それでも2回目の職場の近くにはコンビニが2件あったので特別困ったことはありませんでしたが、連休中など観光客が多い日程はコンビニの商品もだいぶ品薄になるので注意が必要でした。
4.調理器具を持って行かなかった
食堂事情を知らなかったことにも関連しますが、自炊用のキッチン用品を持っていっていなかったのは失敗でした。
炊飯器もしくはフライパン一つでもあればいろいろな食事を作ることができたのに..と後悔したのを覚えています。
その時調理器具は友達のものを使わせてもらいましたが、食器はネットで購入しました。
リゾートバイト中でも飲食以外の職種の人たちは、自炊のほうがコストパフォーマンスが良くなるでしょう。
また、タコ焼き機や小さめのホットプレートなどもっているとみんなで部屋でちょっとしたパーティーができて楽しいのでおすすめです。
5.観光が思ったよりもできない
リゾートバイトを始めた当初は、せっかく普段行かない場所にいるなら観光したいと思っていました。
行きたいところなど色々と考えてリゾートバイトに行ったのですが、シフト制のため2連休以上の確保が難しく、思っていたよりも観光ができなかったのが失敗でした。
田舎はバスや電車も多くないので、一日の休みで回れる距離には限りがあるからです。
また、同じ部署の人と仲良くなることがもちろん多いのですが、シフトの人数の関係上、同じ部署がゆえに友達と一緒に休みを取れないといったもどかしさもありました。
ですので、行く場所にもよりますが、休みを観光で充実させよう!と考えすぎるとリゾートバイトを始めてから「思っていたのと違う」と後悔することになるでしょう。
後悔や失敗しないようにリゾートバイトに行く前に絶対に確認するべきこと
上記の経験から絶対に確認してほしいポイントをまとめました。
派遣会社の担当者に生活環境や職場事情など事前にしっかり確認して、後悔のない職場選びをしてほしいと思います。
1.周辺環境のリサーチはぬかりなく!
住んでいる人たちがどこで買い物をしているのか、コンビニ、病院、観光スポットなど気になるものはすべて確認しましょう。
グーグルマップのストリートビューも使用すると現地の雰囲気がわかるのでおすすめです。各種交通機関、レンタカーなどの移動手段まで把握できると安心です。
2.寮の環境や待遇面
寮から職場までどれくらいの距離、時間がかかるのか、従業員送迎バスの頻度など担当者にきちんと確認しましょう。
寮の立地的に虫が多いところもあるので、苦手な人はこの点も要チェックです。
また、自分が受けたい待遇(働く時間帯、まかない、スキー場のシーズン券配布、温泉に自由に入れるなど)がはっきりしている場合は、こちらも念入りに確認しないと後悔に繋がりますので注意が必要です。
3.働いている人たちの食事事情
派遣会社の担当者に過去や現在働いている人はどんなことを言っていたか、社員食堂や寮の食堂の評判などをきいておきましょう。
1日何食あるのか、だいたい1食何円くらいか、どのようなメニューなのか、寮にキッチンがあるかどうかの確認も忘れずに!
寮にキッチンがあるとお弁当をつくることもできるので、食費を抑えられます。
割高でしたが、昼はリゾート施設内でお客さんに混じって食べていたこともあります。
飲食系で働く人はまかないの有無もきちんと確認しておきましょう。
4.暮らしのイメージをつけておく
私はスノーボードをしていたので、仕事が終わった後や休みの日に退屈だと思うことはありませんでした。
しかし基本的には、リゾート地は基本的に周りになにもないし、観光に移動にも時間とお金がかかるので、暇を持て余してしまうことや移動費がかさんでぜんぜんお金が貯まらないことになります。
ですので、事前に現地についての情報収集をたくさんして、時間ができたらどんな風に過ごそうか具体的なイメージをつけておくと後悔が少なくなります。
街に行かず自然を楽しむ、規則正しい生活をしてみるなど誘惑の少ない環境だからこそできることもあります。
現地をよく知る派遣会社の担当者に、その暮らしのイメージを伝えて相談してみるのも良いです。現実的かどうかアドバイスをもらえるでしょう。
5.リゾートバイト期間内で絶対にやりたいことを決めておく
先に少し書いたように、筆者はスノーボードをしています。
思う存分スノーボードをすることを目的にリゾートバイトに行くことを決めて、事前に色々と話を聞いたり調べたりして、雰囲気の良かった派遣会社さんにお世話になりました。
きちんと確認してから就労した結果、待遇通りにリフト代がかからず、徒歩でゲレンデに行けるし、毎日仕事前や後にスノーボードができてとても幸せでした。
もちろん仕事も期間満了です。きちんと期間を満了すると派遣会社の自分に対する評価も上がります。
こういった体験から、絶対にしたいことは決めておくと後悔や失敗をしないように真剣に色々と考えます。
積極的に派遣会社の担当者に質問したり、受け身にならず自分で調べる気持ちが湧いてきて前向きに準備ができるので、職場選びが良い結果に繋がりやすいです。
まとめ
実際に振り返ってみて、初めてリゾートバイトに行ったときの失敗や後悔が主です。
リゾートバイト経験の長い友達ができてアドバイスが聞けたり、回数を重ねるごとに学んで、持ち物や確認するべきこと、諦めるべきことも洗練されていきました。
最初は気負いすぎずに始めることも大事です。
日本全国でリゾートバイトはできるので、思い入れのある場所、趣味が充実できる場所、一度は行ってみたかった憧れの場所など興味のある場所を探して、ぜひリゾートバイトに行ってみてください!
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