【5年以上経験した私の本音】リゾートバイトのここがきつい。

「リゾートバイトって本当に大変なの?」

「きついって聞くけど、楽しいこともあるんでしょ?」

「経験者の生の声が聞きたい!」

リゾートバイトに興味はあるものの、このような疑問を抱えている方は少なくないですよね。

そんな皆さんに、リゾートバイトを通算5年以上経験してきた筆者から、お伝えしたいことがあります

リゾートバイトは確かに体力的にも精神的にもタフな仕事ですが、そこには素晴らしい出会いや感動的な瞬間が待っているのです。

この記事では、リゾートバイトのリアルな一面をお伝えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

リゾートバイトを考えている方にとって、この記事が一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

リゾートバイトは派遣会社によって時給や待遇がかなり変わってしまいます…

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目次

【経験者の本音】リゾートバイトはぶっちゃけきつい?

リゾートバイトはきついとよく聞きますが、実際はどうなのか・・・

答えは、きついです!でも、回避できないこともない

私の体験したエピソードからそのヒントを探っていただければと思います!

1.ちゃんと言っておいて!恥ずかしい思いをすることも。

リゾートバイトに行く前には、派遣会社から必要な持ち物の説明を受けます。

でも、実際に現地に着いてみると、足りないものや、聞いていなかった!なんてことが意外と多いんです。

ホテルのベルスタッフの際に

ホテルのベルスタッフとして働いた時、「白手袋」が必要だと聞いていなかったので、持っていきませんでした。

お客様の荷物を運ぶのだから、あった方がいいなとは思うかもしれませんが、初めてのことだったので、そこまで考えが及ばなかったんですよね。

いざ仕事が始まると、同じ日に入った派遣スタッフは全員白手袋を持参していて、持っていないのは私だけ

リーダーから「なんで持ってきてないの?」と言わんばかりの冷ややかな視線を向けられてしまいました。

その日は終始居心地が悪くて、仕事が終わってから買いに行ったのですが、近くのお店には売っていなくて。

運良く他のスタッフが余分に持っていたので、それを分けてもらってなんとかしのげましたが随分恥ずかしい思いをしました。

寮にトイレットペーパーがない…

また、ホテルの一室を寮として借りた時は、トイレットペーパーがなくて驚きました!

ホテルの部屋だから常備されていると思っていたのに、自分で用意しないといけなかったんです。

パンプスの指定もあるの!?

他にも、パンプスのかかとの高さやデザインに指定があり、持って行ったものが使えなかったこともありましたし、必要だと言われて持って行ったのに全く必要無かったという逆バージョンもありました。

こんな風に、派遣会社の人には「ちゃんと言っといて~!」と言いたくなることが結構あります。

2.聞かされていない仕事しかないんですけど!?

派遣会社に仕事を応募すると、まず詳細説明を受けることになります。

その説明を聞いたうえで、正式に応募するかどうかを決めるのですが、実は派遣会社も把握していない業務が存在していることがあるんです。

フロント以外の仕事を…

これは、私がホテルのフロントスタッフとして働いた時の話なのですが、そのホテルは様々な部署で人手が足りていなかったため、いろんな雑用を頼まれていました。

ロビーの掃除や客室清掃、レストランの手伝いだけでなく、重い道具や機材を運ぶ力仕事、プールやボイラー室の清掃まで!

「これってフロントの仕事なんですか?」と疑問に思うような仕事ばかりで、毎日クタクタに疲れ果てていました。

派遣会社の担当者に相談してみたのですが、「基本的にはフロントのお仕事ですよね?お手伝い程度なら、出来る範囲で対応してください」と言われるだけで、全く取り合ってもらえません。

結局、2ヶ月間の契約期間中、フロントの仕事をほとんどやらないまま終了してしまいました。

当然、契約を延長する気にはなれません。

こういった状況は、派遣会社も把握していないことが多く、実際に現場に行ってみて初めて分かることがほとんどなんです。

次に同じ仕事をする人のためにも、担当者にしっかりと情報を伝えておくことが大切ですね。

3.相部屋の人が変な人!どうしよう!

最近は減ってきたとはいえ、まだまだ無くならないのが相部屋の寮。

友達同士でリゾートバイトに行くなら心配はありませんが、1人で行く場合は注意が必要なんです。

ユニットバスがビチャビチャ…

私がとあるテーマパークの仕事に行った時の話です。私の同居人は、年齢がかなり離れた40代後半の方でした。

まず問題なのは、同じテーマパーク内での仕事でも、持ち場が違えば勤務時間も異なること。

私は朝から夕方まで、同居人は昼から閉園後までの勤務だったので、生活リズムが全然合わない。

一緒に部屋にいる時間が少ないから、相部屋でもストレスないかな?と最初は思っていたのですが…。

ある日、仕事を終えて部屋に戻ると、ユニットバスがビチャビチャで洗面台やトイレも水浸し!

ベッドはグチャグチャで衣類が散乱し、食べ残しがそのまま放置されている。

もちろん私のスペースは散らかしていませんでしたが、プチゴミ屋敷と化した彼女のエリアは見るも無残で、かなり気分が悪くなりました。

そして夜、彼女が帰ってきても掃除する気配はゼロ。

私が寝ているのに大声で歌いながら風呂に入り、スマホをいじりながら大笑い。

もしかして、私の存在に気づいてない?と聞きたくなるほど、同居人への配慮が感じられません。

少し彼女との距離が縮まった頃、「ちょっとは掃除したら?」と冗談めかして言ってみたのですが、笑うだけで全く聞く耳を持たず。

だんだん荒れていく部屋と、拭いても拭いてもビチャビチャにされるユニットバス。

我慢の限界で寮母さんに相談したら、まさかの一言が返ってきました。

「今空き部屋ないし、そんな人なら私たちも困るから、あなたで何とかしてよ~」って。

えー!そんなことあるの!?

それ以来、相部屋のある派遣先は選ばないようにしています。

4.今日も休み?全然働けない!

派遣会社の求人サイトを見ると、「月収いくら稼げる」みたいな記載がよくあります。

でも、この「月収」や「時給×労働時間」を鵜呑みにするのは危ないんです。

1ヶ月の半分が休み!?

私が旅館のフロントスタッフとして働いていた時の話。その旅館は部屋数が30室ほどのこじんまりとした落ち着いた雰囲気の宿でした。

勤務初日、シフト表を見てビックリ!なんとフロントメンバーが10人もいて、勤務時間は想定より短い。

休みも結構多いんです。

聞いてみると、派遣で来てくれても途中で辞めちゃう人がいるから、念のため多めに雇っているとのこと。

小さな旅館なので、フロントに5~6人も立つ必要がないし、派遣だけでなく正社員の方もいるから、派遣スタッフが1日に出勤できるのは多くて4人くらい。

だから、誰も途中で離脱しなければ、勤務時間も勤務日数も減ってしまうんですって。

残業ばかりで長時間労働すぎる!という話もよく聞きますが、まだ稼げるからマシなんです。

でも、人が多すぎて働く時間が短いと、全然稼げないんですよね。

最初に聞いていれば絶対応募しなかった・・・・。後悔先に立たずとはこのことです。

結局、1ヶ月のうち半分くらいしか働けないまま契約終了。

寮費もかかる派遣先だったので、ほとんど稼げませんでした。

事前に派遣会社に稼働状況を確認しておくことは、とっても大事なことなんです。

5.拘束時間が長すぎる!

最後に、よくある話をしますね。

主にホテルのレストランでは、朝食から夕食まで勤務する「中抜け」勤務というのがあります。

これは、朝食サービスが終わったら一旦休憩を取って、また夕食の時間に出勤するというもの。

でも、最悪なのは、この間に「ランチ」が入ることがあること!

朝と夜だけなら、中抜けの時間に散歩したり昼寝したり、趣味の時間に充てられるんですが、ランチにも出勤となると、そうはいかないんですよね。

確かに、勤務時間が長くなるので、残業代で稼げる可能性もあります。

でも、中にはキッチリ8時間に収まるようにシフトを組んでくる派遣先もあるんです。

実際の勤務時間

私が実際に経験したホテルのレストランでの1日の勤務時間は、こんな感じでした。

まず、朝7時から9時まで朝食対応で2時間。
一旦休憩を取ったと思ったら、もう11時。
14時までの3時間はランチ対応に追われます。
ほっと一息ついたら、あっという間に夕方5時。
20時までの3時間は夕食対応で大忙し。
お客様が帰ったあとの片付けで、結局1時間残業。

途中途中休憩時間はあるものの、疲れて寝るだけで休憩が終わっちゃうこともしばしば。

何より、朝7時から夜9時まで働いてもたいして稼げないんですよ!

しかも、ホテルから寮まで歩いて20分くらいかかる場所だったので、何度も行き来するのも疲れるし、周りに何もない暗い夜道を歩いて帰るのも嫌だった・・・。

社員さんに「ランチも出れる?」と聞かれた時、よくわからずに答えてしまったこと、はっきり断らなかったことを後悔しましたね。

それ以来、私は「通し勤務」の派遣先に優先的に応募するようになりました。

こういった経験から学ぶことって、結構あるんですよ。

リゾートバイトでキツいと言われている職種

リゾートバイトだからと言って、全部がきつい仕事ばかりではありません。

ここからは、ちょっと要注意な職種についてご説明していきます。

これらの職種に就きたいなと思われている方は必見です。

1.調理補助・調理

私自身はこの仕事を経験したことがありませんが、これまでホテルや旅館で働いていた中で、途中で辞めて帰ってしまう派遣さんが一番多かったのがこの職種。

当たりハズレが大きいというのは、キッチンの経験者からよく聞く話です。

職人気質の方が多いこともあって、厳しく叱られたり、怒鳴られて泣いている派遣スタッフを見かけたこともあります。

派遣会社から聞いていたよりも高いスキルを求められたり、聞いていた仕事と全然違ったなんて話も、一番多いのがこの職種なんです。

でも、運良く当たりの職場に行けば、ワイワイ楽しい雰囲気で仕事ができたり、余ったものをもらえたり。

家に帰ってからも、家庭料理に役立つような技術が身につくこともあるそうですよ。

キッチンスタッフに応募する際は、必要とされるスキルをしっかり確認することと、途中で帰った人がいないかを十分にリサーチしておいた方が良さそうですね。

2.レストラン

レストランの仕事は、先に説明した拘束時間の長さだけでなく、ずっと立ちっぱなしで店内を歩き回らなければならないので、かなり体力勝負なんです。

大きなお皿等の重いものを運ぶことも多いですし、メニューの内容やドリンクの作り方など、思った以上に覚えることが多いのも特徴です。

私が働いていたホテルのレストランでは、料理を出すタイミングが遅れると、調理場から怒鳴られることもありました。

洗い場のおばちゃん達もすごく厳しくて、洗い物の置き方が悪いと何度も叱られました。

お客様からのクレームも多い職場なので、体力だけでなく、気力やメンタルの強さも必要とされます。

3.屋外での仕事

屋外の仕事では、暑さや寒さの影響を直接受けるので、しっかりと準備していかないと大変なことになります。

実際、私が先に書いたテーマパークの仕事の時に、この洗礼を受けました。

冬の屋外での仕事は、私が想像していたよりも遥かに寒かったのです。

防寒着やカイロ等を十分に用意していなかったので、高熱を出して2日間寝込んでしまったんです。

回復してからすぐにスーパーに行き、カイロを大量に買い込んだのを今でも覚えています。

夏の暑い時期には熱中症になる人も居たり、冬には手荒れに悩まされる人も居るんだとか。

屋外の仕事に就く場合には、自分が住んでいる地域と、リゾートバイトに行く地域の気温差をしっかりと調べておくことを強くオススメします。

リゾートバイトはきついけど楽しく稼げる理由

ここまできつい部分を中心にお話をしてきましたが、それでも私が5年以上も様々なリゾート地で仕事をしてきたのは、やっぱり素晴らしい部分もあるからです。

最後に、そういった良い部分もお伝えしていきたいと思います。

1.観光すれば旅行気分に!

リゾートバイトの一番の魅力は、観光地で仕事ができるということですよね。

休日には、有名な観光スポットを巡ったり、地元の美味しい名物料理を堪能したりと、観光地ならではの息抜きができるんです。

スキー場や海水浴場の近くなら、好きなスポーツを楽しみながら仕事ができて、これ以上ない最高の環境だと思います。

仕事が大変でクタクタになった夜でも、休日の予定を考えるだけで楽しい気持ちになれるんです。

地元の人からオススメのスポットを教えてもらったり、一緒に働いた仲間と休日に出かけたりと、普通の旅行では味わえない経験ができました。

テーマパークを無料で利用できるチケットがもらえ、時間を気にせず開園から閉園まで遊んだこともありました。

仕事もプライベートも両方充実できるのが、リゾートバイトの大きな魅力だと思います。

働きながら、その土地の魅力を存分に味わえる。

そんな贅沢な経験ができるのはリゾートバイトならではですよね。

2.通勤ストレスから解放され、生活費も節約できる!

リゾートバイトで働く上で、バイト先と寮が近いのは本当に大きなメリットだと思います。

満員電車に揺られたり、人であふれた道を歩いたりという通勤ストレスから解放されるんです。

運が良ければ、館内寮に当たることもあって、そうなれば通勤時間はほぼ0分!最高の環境が手に入ります。

家賃や水道光熱費もかからず、1人暮らしができるのも嬉しいポイントですよね。

まかないや弁当が付いている職場なら、食費すらかからないなんてこともあります。

観光や外食をすれば観光地価格に泣くこともありますが、旅行気分で考えれば、そんなに苦痛には感じないはずです。

とはいえ、リゾートバイトで行く先には、都会のような誘惑が無い場合がほとんどなので、お金を使う機会も自然と減ります。

働きながらお金を貯められる、これほど魅力的なバイトも珍しいと思いますよ。

3.一緒に働く仲間との出会いや一体感は最高!

リゾートバイトでは、予想外の出来事や大変なこともたくさんありますが、何と言っても同じ経験を共有する仲間と一緒に働けるのが大きな励みになります。

困難を一緒に乗り越えた仲間とは、特別な一体感が生まれます。

「あの時は大変だったけど、みんなでがんばったよね」と、苦労を分かち合った経験を後々笑って話すことも。

そして、いろんな地域から様々な年齢や経験を持った人たちと出会えます。

普段の生活では交流する機会のない人たちと一緒に働いて、たくさん話ができるんです。

私も、年上の方から仕事のコツを教わったり、海外留学の話や行ったことのない土地の話を聞いたり、たくさんの発見をしました。

世代を超えた交流は、自分の視野を広げてくれますし、本当に貴重な経験だと思います。

契約期間が終わればそれぞれバラバラになり、もう会うことも無い人もいますが、バイト先で出会った仲間が長い付き合いの友達になることもあります。

一緒に頑張る仲間との出会いや思い出は、きっと一生の宝物になるはずです。

まとめ

リゾートバイトについて、いろいろな経験談を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

リゾートバイトでは、予想外の出来事や大変なこともたくさんあります。

派遣会社の説明不足で現地に行ってから困ることもあります。

だから、自分自身が事前にしっかりと情報を集めることが大切。

リゾートバイトの情報サイトや経験者の話をよく聞いて、十分な準備をしておくことがトラブルを回避するポイントになります。

そして、リゾートバイトには素晴らしい経験や出会いがあります。

年齢も経験も違う人たちと一緒に働くことで、視野が広がり、人としても大きく成長できるかもしれませんし、苦楽を共にした仲間と一生の絆を結ぶかもしれません。

観光地や歴史的な場所で新しい発見をするかもしれません。

生活費もあまりかからないので、お金も貯めやすい環境です。

リゾートバイトは決して楽なものではありませんが、それ以上に得るものがたくさんあるので、ぜひ勇気を持ってチャレンジしてほしいと思います。

リゾートバイトで皆さんが素敵な思い出をたくさん作れますように!と、私は心から応援しています。

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